続 まじょのおしごと製作秘話
前回までのあらすじ
一作目が売れなかった事に落胆したよしだはついに好物であるカレーを食べ続けるという行為に走った。みかねた上野はカレーに卵を載せるべきかソースをかけるべきかの検討を日夜続けることに...。暗雲漂う事務所の中で一つの光明を見出したのは...。
吉田です。意味のない文章で文字数を稼ぐという技は小学生の時からそこそこ役にたっています。
「まじょのおしごと」ではおしごとの道中に仲間になるおばけ以外におばけ研究所でエステルさんにおばけを召喚してもらうことこも出来まして今はそのあたりを作っています。
エステルさんはこんな方です。セクシーですね。
では前回の続きを書きます。 前回の記事はこんな感じ。
ということで上手くいかない状況にもがいていた最中、上野が「『まじょ』っていうのを考えたんですけど」と言ってきたわけです。
おけやではクラウドゲートというクラウドソーシングサービスを使ってイラストなどを発注しています。曖昧なイメージを具現化しようと上野はいろんなイラストレーターさんのポートフォリオを見て回っていて「まじょのおしごと」のクリエイティブをやっていただいている方のイラストを発見したのです。
1作目の反省を踏まえてよりカジュアルなゲームをと考えていたところにその絵はとても良くハマりました。
問題なく日帰りできるところにお住まいだったようでさっそくコンタクトを取りイラストをお願いしました(ちなみに依頼自体はクラウドゲート経由で行っています)。時間が無く、まともなホームページもできていない我々と打合せに来てくれたのは1作目のゲームがちゃんと動いていたからだとのことで、捨てる神あれば拾う神あり。不振に終わった1作目もちゃんと次につながるモノとなったのです。
良いものを作るのにアート、デザイン、テクノロジーが必要です。デザインは上野が、テクノロジーは吉田が担当しているのですが、そこに素晴らしいアートの力が加わりました。
ピースがハマったように物事が上手く動き始めました。ちょうど同じころ資金に悩んでいた僕のほうにも短期だけれどそこそこの金額の受注がもらえるようになったりもしました。
そのイラストがインスピレーションとなり「おしごと」シリーズとしていろいろ作ろうという構想まで上野は立ててきました。
モノを作るのはそれなりに時間がかかりますので、今のところは「まじょのおしごと」の体験版しかリリース出来ていませんが、来年早々には正式版を、その後も「おしごと」シリーズの続編をどんどん出して行く予定です。
おけやではクラウドファンディングで資金を募集しています。是非僕達に面白いゲームを作らせてください。